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健康食品 - ルテイン

ルテインとは、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜やとうもろこしに含まれるカロテノイドという色素の一種です。カロテノイドは動植物に幅広く存在し、その数は600種類以上と言われ、食品中に含まれるカロテノイドは40〜50種類あります。

カロテノイドはカロチン類とキサントフィル類に分けられ、αーカロチン、βーカロチン、リコピンなどはカロチン類で、ルテインやゼアキサンチンはキサントフィル類になります。

カルテノイドは体内の器官、皮膚、乳房、子宮頚部に多く存在していますが、目の中のカルテノイドは、ルテイン、ゼアキサンチンの2種類だけです。目のレンズ役をしている水晶体や網膜の中心にある黄斑部に存在し、見るという動作(視覚機能)を正常に行うために大切な働きをしています。

しかし、ルテインは加齢・ストレス・喫煙・飲酒などが原因で減少し、ルテインが不足すると、視覚機能に異常が起こり、白内障や黄斑変性障害を引き起こします。黄斑変性症は、ルテインの不足によって活性酸素が発生し、細胞を酸化させるので、網膜の中心にある黄斑部の細胞が酸化し、変性するものです。

また、有害な光で長時間目を酷使することも目に負担が掛かっています。一般に有害な光としては太陽の光に含まれる紫外線、パソコン、テレビゲームがあります。これらを長時間を続けた時、目が疲れるのは、人工的な光=青色光を受けているからです。

青色光は光の中でも強いエネルギーを持っており、長時間利用することで、網膜を守っている色素濃度が低下し、視神経に損傷を与えます。そこにルテインが豊富にあるとその損傷は防ぐことができることから、ルテインの眼病に対する効果が注目されています。

<効能・効果>
長時間パソコンやテレビの画面を見ていると、誰もが目の疲れを感じたことがあると思います。これは、画面の人工的な光(青色光)によって活性酸素が活発になり、目の中の細胞が酸化して、ダメージを与えられているからです。

紫外線も同様です。目は一度障害を受けると、視覚機能を再生させるのは困難です。このように人工的な光を受けることが多くなった現在、注目されているのがルテインです。

ルテインはゼアキサンチンとともに目の水晶体や黄斑部に存在し、目を保護する役目をしていますが、体内で生成できないので、喫煙や飲酒で減少すると視覚機能が正常に働かなくなり、活性酸素の被害も受けやすくなります。

ルテインは青色光を吸収して光を遮断し、もし細胞に達して酸化を起こそうとしても抗酸化作用が働くので、十分なルテインがあると、活性酸素を消去することができます。

タバコもお酒も飲まない人も、ルテインは加齢やストレスでも失われてしまうので、ルテイン不足が白内障(水晶体が白く濁る)や加齢性黄斑変性症(活性酸素 によって害を受け、酸化・変性)などの原因となっています。

しかし、ルテインは網膜を保護している黄斑部色素濃度の低下を高めるので、、これらの視覚障害を予防、改善すると考えられています。目だけでなく乳がん、子宮頚管ガン、皮膚がんなどの発ガンリスクを低下させることもわかっています。