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脳の病気|髄膜炎

細菌やウィルスなどが脳と脊髄を包む膜である髄膜に炎症を起こす病気です。最も多いのはウィルス性の髄膜炎で、症状としては発熱・頭痛・嘔吐・痙攣・項部硬直〈首の後ろの筋肉が固まる〉・重篤〈じゅうとく〉な場合は意識障害が見られる事もあります。

体力の無い幼児や老人に多い病気ですが、早期に適切な治療をすれば、さほど問題はありません。ただ発見や治療が遅れると、中には難聴や麻痺などの後遺症を起こすこともあります。診断としては、脊髄液の検査を行うのが一般的です。

これは背骨の下のほうの腰のあたりに針を刺し、髄液を採取するというもので、通常は無菌状態の髄液の中に、細菌はいるか・白血球が増えているかなどの判断で診断されます。大体3日〜7日で病状も落ち着くようですが、わずかながらも死亡率のある病気ですので、早めの治療が大切です。