脳内出血は、脳内の細い動脈が破れ強い勢いで血液が脳の中に流れ込む為に、やわらかい脳はその勢いに組織を破壊されてしまうという病気です。出血の量が重篤だと、自発呼吸が出来なくなったり血圧の急低下もみられますので、発症した時は一刻も早い処置が必要です。
症状としては、突然の頭痛とともに吐き気・嘔吐・半身の運動マヒや感覚マヒが生じ、多くの場合、意識障害が伴います。症状が進行性の場合は大出血となり、脳のヘルニアを起こして呼吸が停止します。
<予防法>
脳内出血を起こす人の8割は高血圧症を持つ人ですので、予防で一番大切なのは血圧をコントロールする事です。最高血圧が160mmHg/最低血圧が95mmHgを越えないように、自己管理をすることが必要です。