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喉の病気|喉頭がん

喉頭がんのほとんどは声帯にできる声門がんで、次いで声門上がん、声門下がんと続きます。女性に起こることはまれで50〜60代の男性に多い病気です。しかも、長期間の喫煙、飲酒が喉頭がんに関与していると考えられています。

声門がんは発声に重要な役割をしている声帯にがんができることが多いので、初めは声がかすれて〈嗄声(させい)〉きます。がんが大きくなると、声門が狭くなり、飲み込むときの痛みや息苦しさを感じるようになります。たんに血が混じることもあります。

<治療法>
早期発見・早期治療で60〜70%は完治する病気です。しかし、声門がんは早い段階に声のかすれがあるので気づきやすいのですが、声門上がん、声門下がんはある程度進行しないと症状はあらわれない為、早期発見は困難です。

初期段階であれば、手術は行わず放射線治療を行い、特に声帯のみにとどまっているがんはほとんど治ります。進んでいる場合でも、放射線治療と手術で、発声にもそれほど支障はありません。

手術は喉頭の切除ですが、部分切除が可能なら声帯機能を温存することができます。しかし、全部摘出してしまう場合は声が出なくなりますが、食道発声法を練習すれば、話しは出来るようになります。

<予防法>
喉頭がんの発症は60代がピークになっています。症状があらわれてから喫煙や飲酒を止めても、それまでの累積量を減らすことはできません。どちらも好むという人は、さらに発症の可能性は高くなりますので、控えなければいけません。