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若年性更年期障害Search


若年性更年期障害 ホルモンとの関係

更年期障害は、卵巣の機能が低下し閉経を迎える前後5年を合わせた10年間の期間(この期間を更年期と云います)に症状が現れます。日本女性の大半は、40〜61歳で更年期に入ると云われています。ですが今、更年期で現れる更年期障害の症状が、20〜30代で現れる人が増えています。この年代で更年期障害の症状が現れる事を「若年性更年期障害」と呼ばれています。更年期における更年期障害は、卵巣の機能の低下によりホルモンのパランスが崩れ、自律神経の失調を起こしてしまいます。これが原因で様々な症状が現れます。つまり更年期障害は、「卵巣機能の低下」→「閉経」によって引き起こるという事です。では、若年性更年期障害も同じ事が言えるのかと云えば一概にそうとは言い切れません。勿論、若いのに閉経(早発閉経と云います)を迎える人もいますが、実際「早発閉経」となる人は少ないようです。むしろ、多いとされているのは、過度なストレス、ダイエット、、不規則な生活、タバコなどです。ダイエット、不規則な生活、タバコが、「何故、原因の一つなのか」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。これらは自分ではストレスと認識してなくても、「身体には十分、ストレスとなっている」のです。ストレスが加わると、脳にある「視床下部」を刺激します。この視床下部は、自律神経やホルモンの分泌をコントロールしています。ですので、ストレスにより、ホルモンのパランスが崩れ、自律神経の失調を起こし、更年期障害と同じ様な症状が現れるというわけです。

<症状>
有名なものでは、ほてり、のぼせ、イライラですが、他にも疲労倦怠感、ウツ、皮膚の乾燥、頭痛、性交痛、骨粗鬆症などさまざまです。

<治療法>
まずは、下記の事があげられます。
@ストレスを発散させる、リラックスする(意識して、深呼吸するのも効果的です)。
A無理なダイエットをしない、身体を冷やさない。
B規則正しい生活、バランスの良い食事をする。
C軽い(←これが重要です)運動をする。
Dタバコの本数を少なくする。

実際、更年期の症状がつらい場合は我慢せず、やはり病院にいって治療してもらいましょう。でも、若い女性は病院に行くのに抵抗を感じる方が多いとは思います。ですが、無月経、生理不順など症状がある場合、「早発閉経」になる可能性があるだけではなく、「実は他の病気だった」という事あります。早期治療、早期発見の為にも放っておかずに先生に相談しましょう。